2006年7月14日(金) ~ 第2日目 やっぱり武術ツアー!
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朝:「澳門茶餐廳@尖沙咀」 澳門豬扒豬仔包配炒蛋、通心粉の湯麺、珈琲
昼:「皇上皇酒家@中環」 飲茶
夜:「金海漁港酒家@元朗」 広東料理をこれでもかと



7時半起床。かなりだるい。
前日の寝不足と昨日の食べすぎかもしれないが、言ってみれば今日から本番! と、気合を入れる。
9時にホテルを出発し、廖先生に勧めてもらった店で朝食。
「茶餐廳」(発音:ちゃーちゃーんてん)というのはメニューの豊富な喫茶軽食店のこと。中には24時間営業のところもあり、朝から多くの人でにぎわっている。
そして、この店は名前の通り、マカオ式のメニューがあるという茶餐廳である。
朝食にはお得なセットメニューがあり、これまた廖先生お勧めのカツサンドを食べる。いや、これは本当にウマい。
カミさんは真ん中に穴の開いた通心粉の湯麺を。通心粉とは通常マカロニのことを指すようだが、このメニューでは穴の開いたうどんという感じの米の麺だった。
ホットコーヒーは、濃い目のインスタントコーヒーにミルクがたっぷりと入っている。

パンはパリパリ、カツサンド スープは出汁が効いている

近くにある昨晩行った店。ここにも「の」が
朝食のメニュー。AからHまである

食後、ネーザンロード沿いの「東麗軒」という中国衣料土産店に立ち寄り、カミさん服を購入。その後、フェリーに乗って香港島サイドへ。
風水的に設計されたエスカレータで有名な香港上海匯豊銀行を経由し、トラムに乗って上環の「文武廟」へ。
周りの骨董街をぶらついて、お茶屋さんで土産を購入。
スーパーで飲み物を買って水分を補給しながら、それでも暑いので、一駅だけだがMTRに乗って中環へ戻る。

文武廟 骨董街に李小龍のポスター

お腹が空いたのでお昼にしようと、ローストグースで有名な「鏞記酒家」へ行くも、お昼時ともあってかなり混んでおり諦める。ガイドに乗っていた近くの「皇上皇酒家」へ行くことに。しかしここもすごい人で結局待つことになった。
ようやく席について、点心をいろいろと注文したが、味のほうは……普通だ。日本だったらこれでもそこそこ満足したかもしれないけど。なぜこんなにお客さんがたくさんはいるかかなり疑問な内容。(それにけっこう高かった)
食事中に、本日香港入り予定であるSさんより電話。無事に香港に到着したとのこと。この後、合流する予定だ。
不満だらけの食事の後、MTRで九龍へ。ホテルに戻り、一息つく。

普通の麺と 普通の排骨

16時に昨日と同じ尖沙咀の待ち合わせ場所へ。廖先生、Sさんと合流。いよいよ武術ツアーの始まりである。
まずタクシーで九龍城へ向かう。
朱家螳螂拳の鄭運先生宅を訪問。こちらはご自宅兼、「鄭運國術體育會」の道場となっている。
表演会のビデオ、武器などを拝見する。
タクシーで佐敦へ戻り、元朗行きのバスに乗る。
今夜は、我々日本チームのために忠健武術学会の宴席を設定していただいているのだ。
元朗は新界の北西のほうにあり、九龍からはバスで小一時間。
到着した大きなレストランの入り口には「忠健武術學會」の札がかかっていた。
初めてお会いする許忠健師爺と門人のみなさん30名。食事前にミニ表演会が始まる。許先生の呂紅八勢、門人の方の形意拳など。
Sさんと私も表演することに。この展開は予想しなかったわけではないが、急なことで、私はこういうところでの表演は初めてだったので、緊張で手が震え、カチコチになってしまった。お恥ずかしい。
10時くらいまで食事が続き、食後に許先生から站樁の指導をしていただいた。
バスで尖沙咀に戻り、Sさんと別れてホテルに戻る。
Sさんの宿は、私も4年前に泊まったカオルーンホテルで、ネーザンロードをはさんで斜め向かいであった。

九龍城の鄭運國術體育會 忠健武術學會御一行様!
許先生一門と (左から)私、許忠健先生、廖先生
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